作詞家 朝水 彼方 オフィシャルサイト

Poèmes - 詩 -

悲しみの右へ 歓びの左へ

いつも悲しみの右にいる僕と
いつも歓びの左にいる君は

出逢ったときから
手をつなぎ抱き合うけれど

一人同士は何も変わらず

僕が悲観的に傾いて行く癖を
君が批難し

君の楽観的なところについていけない僕は
置き去りにされ

バランスが取れているように
外からは見えても

心の重さの傾きに絶えられずに
ひっぱりひっぱられ

それがいつからか強くなってゆく

僕は悲しみの右へ
君は歓びの左へ

いつか手を放さなければいけない日が
来るのかもしれない